いなべをフィールドにそれぞれのプロが生み出す味をめぐる旅

2013年、いなべ市の山々の麓にて、自然派農法で旬の野菜や小麦、ライ麦、米の栽培をはじめた「八風農園」。今では、いなべ市に残る古民家を改装した飲食店をはじめ4店舗が集まり「松風カンパニー」として、まちを盛り上げている。「いなべに新しい風を吹かせたいんです」と代表の寺園風さん。奥さんが営むドイツパン店「フライベッカーサヤ」、古民家で和食が味わえる「上木食堂」、フレンチ料理の「nord」。八風農園から届く旬の野菜を使ったさまざまなジャンルの料理を堪能することができる。「岩田商店」ではアートを楽しむことも。そんな一帯を一日かけて巡ってみると、お腹が満たされることはもちろん、新しい感性に触れ、充実した一日を過ごすことができた。