旅する蝶「アサギマダラ」が 渡りの途中で立ち寄る藤袴畑。 一諸に育てませんか？

アサギマダラは、鬼滅の刃の栗花落カナヲの周りを飛んでいる蝶としてよく知られるが、その美しい姿だけでなく、北海道から台湾まで数千kmの渡り蝶としても有名だ。津市美杉町太郎生の「アサギマダラの郷」では休耕田を利用し、津市民を中心とした有志のメンバーが、蝶の好物である藤袴を10年に渡り大切に育て殖やしてきた。今ではたくさんのアサギマダラが旅の途中に羽を休めてくれるようになり、飛来シーズンの9月下旬〜10月中旬頃には、アサギマダラを鑑賞したい人、コスプレーヤー、カメラ愛好家らが訪れる。メンバーは毎年行なわれる「全国アサギマダラサミット」にも参加。タイミングが合えば、調査のための羽にマーキング体験もできる。