営業案内
営業時間:【要予約】
10:00~17:00
休:不定休、1月1~5日、8月13~15日、12月30・31日
駐車場:大型バス5台、普通車20台
お問い合わせ
〒517-0032
鳥羽市相差町819
TEL:0599-33-1023
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「海女さんとふれあいたい」その思いに応えた海女がいた。海女小屋体験始まりの場所

かつて、外国人観光客から「海女さんとふれあいたい」という要望が鳥羽市に入った。前例の無い依頼を「地域のPRになれば」と受け入れ、実際に使用している海女小屋を日本で初めて開放したのが「海女小屋 はちまんかまど」。自分たちが命を懸けて獲った海の幸を、目の前で美味しそうに食べるお客さんの姿は海女さんにとっても幸せな瞬間であったそう。素朴な笑顔でもてなす海女さんの頑張りは、訪れた人に元気を与えた。海女小屋で新鮮な海の幸を堪能し、現役の海女さんから漁や生活について話を聞く交流は、訪れた人の心まで温めてくれる。
海女小屋で海女さんの話を聞きながら

鳥羽市相差には今も100名余りの海女が活躍しており、鮑やサザエ、ウニ、海藻類などが素潜りによって獲られている。
その食材は地元だけでなく、全国の料亭などでも伊勢志摩産として、名の知れたブランドとなっている。海女の仕事は冷たい海に潜り、見た目よりもかなり大変。そのため、漁の後に囲炉裏の火に当たり冷えた身体を温めることがとっても大事。そんな海女には欠かせない「海女小屋」で、海女とお喋りをしながら新鮮魚介を楽しめるのが『兵吉屋』。
海女文化を世界へ

『兵吉屋』は、鳥羽市が旅行会社より外国人受け入れの話がきたことをきっかけに、今まで鳥羽になかった体験施設をと考え造られたもので、今では日本中はもちろん、世界中から年間6千人ほどが訪れるまでに。「今後はさらに外国のお客様にも来てもらい、海女文化を伝えていきたい」と、アジアに向けても発信していきたいそう。
獲れたて魚介類

料理は海女が漁で獲ってきた魚介が中心で、サザエや桧扇貝、大アサリなど、季節やその日の収穫状況に応じて変わる。もちろん鮑や伊勢海老もオプションで付けることができる。
また、今までは少人数の対応しかできなかったが、100名まで受け入れが可能な海女小屋も完成。雰囲気は海女小屋そのものだが、通路や出入口はバリアフリー化されているので誰でも安心して利用できる。